【歙州眉子紋細川雲月硯 細川護煕氏所蔵】文人趣向を主として、眉子紋を生かした作硯を目指した。彫刻など説明に傾きやすい手工を控え、施した雲月彫刻は最小限の手数とした。主役は石である。夜空に浮かぶ雲月が映り込む川の水面を覗き込むように、水をはり景色を楽しんでいただければ幸いである。
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撮影:齋藤芳弘