澄泥鱔魚黄長方淌池硯

澄泥鱔魚黄長方淌池硯

ちょうでいぜんぎょこう ちょうほうしょうちけん

堆積した砂岩材は石層と平行に石を使うことで
磨墨に適した層部を墨堂に露出させることができる。
清代後期から民国にかけてよくみるこのデザインは
オーソドックスな様式だが堆積岩に向き、
材の良点抽出に一役買う作りとなる。
底面にかけて側面の角度を絞り込むことで、
指をかけて持ち上げたときの重量感を逃がす工夫にもなる。
  • 硯材|澄泥鱔魚黄
  • 様式|淌池硯
  • サイズ|
    187×117×20mm
× 説明文を閉じる
この硯について

撮影:齋藤芳弘